ACCの常設展示は、文化創造院の複合展示1・2館および文化情報院の常設展示室で紹介しています。常設展示は一定のテーマとコンテンツの展示が長期間運営される展示形態であり、ACCを代表するコンテンツを展示の形で紹介しています。

複合展示1・2館の常設展示では、アジア文化を広めるため、「アジア」の思想と文化の展示企画を通じて、アートとテクノロジーを融合させた新しい創作・制作コンテンツが鑑賞できます。アジア文化の価値についての同時代的考察と解釈を通じて、アナログとデジタルによる審美的な共感に基づくミュゼオグラフィーの拡張可能性を可視化し、ACCがアジア文化の発信地となれるよう取り組んでいます。

アジア文化博物館の常設展示は、「近・現代のアジア人が作ってきたアジアのアイデンティティと経験の証言」をテーマに、アーカイブ中心の常設展示と閲覧型展示資料の常設展示『ACCex』、新技術を取り入れた融・複合コンテンツ『360°サークル・イン・アジア』などで構成されています。

ACCでは、時代の争点を反映するコンテンツの中から毎年のテーマを選んでいます。2023年の重要テーマは「都市文化」です。

ACCの企画展示は、大きく5つの展示プロジェクトで構成されます。
1) ACC企画展示フォーカス、2) ACC企画展示コンテクスト、3) ACC 企画展示不プリズム、4) ACC屋外展示、5) アジア文化博物館企画展示です。

 

ACCレジデンシー(ACC_R)は、芸術の創造性とテクノロジーを融合する未来志向的かつ革新的なアイデアを発展させるため、多分野の専門家や研究者、創作者・制作者を支援する創作・制作研究プラットフォームです。
ACC_R結果展示では毎年、新しいテーマと分野を紹介しており、参加者の展示・公演などの成果を対外に発表しています。

ラボプロジェクト展示は、芸術と文化技術(CT)を融合したコンテンツを研究・開発し、その結果を様々なショーケースとフェスティバルの形で発表する展示です。
ラボプロジェクトは、文化的変化とデジタル新技術に合わせて未来型コンテンツを開発する「新技術基盤コンテンツラボ」、時代的・ジャンル的境界を取り払って映画における融合・複合の拡張性を探究する「実験映画ラボ」、殿堂の空間と施設を活用する視聴覚コンテンツを制作し、公共芸術としての可能性を探る「メディアアートラボ」で運営されています。ラボプロジェクトによる奥深い研究と実験の成果は毎年、「アクト(ACT)フェスティバル」と「ACC国際悪い映画祭」を通じて観客にされています。

特別展示は、国内外の関係機関と協力して推進する展示であり、年例のACC企画展示の他、特別に企画される展示のことです。光州ビエンナーレと協力して行う展示や海外機関を招いた展示などがあります。

オンライン展示はACCに足を運ばなくても展示を観覧できるように設けられた観覧サービスです。
VR展示、展示に係わる動画、展示解説、インタービュー、講座および学術討論などをオンラインで楽しめます。

ACCの代館展示は、文化創造院の複合展示5館・6館で紹介されます。
代館展示をご希望の個人や団体の方は、ACC企画運営課にてお問い合わせください。