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Ministry of Culture, Sports and Tourism. Asia Culture Center

新規展示:『ライト・オン・ザ・ムーブ(Light On The Move)』

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2019-07-22

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『ライト・オン・ザ・ムーブ(Light On The Move)』


世界中を旅しながら、世界の全ての国について知りたいと思わないだろうか。あるいは、一部の国だけでも知りたくないだろうか。おそらく、筆者を含むほとんどの人々が、このような経験を望んでいるだろう。外国を旅しながら、筆者は現在の生活だけでなく、その国の歴史にも関心を持つことになる。事実これが、筆者が韓国留学に来た理由である。ところで、そうした経験のために、多くの旅行をする必要はない。なぜなら、世界各国の様々な背景知識を学ぶことができ、究極の喜びを与えてくれるアジア文化殿堂があるからだ。各国の貴重な歴史を目撃する経験と、その恩恵を受けることができるという嬉しさと満足感は、実に言葉ではうまく表現できない。






6月22日土曜日、筆者は改めて、韓国とインドネシアの両国において市民たちに悲惨な悲劇と消すことのできない記憶を残した、独裁の歴史について深く共感する機会を得た。アジア文化殿堂で開かれている大型展『ライト・オン・ザ・ムーブ』がそれである。展示されていた各作品では、「光」が、1980年5月18日に韓国で起きた民主化運動と、1965年のインドネシア大虐殺など、麻痺した両国の歴史を表す象徴となる。韓国のチョン・ジョンジュ、そしてインドネシアのランガ・プルバヤ(RanggaPurbaya)の二人の作家は、光を直接動かしたり、スポットライトのようなプロジェクション方式を使用して、近現代史における民主化の過程の中の歴史的空間と記憶を繋ぎ、思い起こさせる。展示場の入口に足を踏み入れると、頭の先から足元まで異様な寒気が漂い、喉に何かがつっかえたように、息をするのが苦しくなる。その雰囲気があまりに現実的過ぎて、まるでタイムマシーンに乗って過去に戻り、当時の人々の感情をそのまま感じているかのようだった。


 




展示室は、もうこの世にいない犠牲者たちの記憶で埋まっている。右手には、1965年にインドネシアで行方不明になった家族の写真がある。真ん中には、歴史的建築物である旧国軍光州病院の模型がある。この場所で一体どんなことが起きたのか、知る人もいるだろう。旧国軍光州病院は、市民たちが死を免れようと身を隠した場所であり、犠牲者たちの遺体が安置された場所である。




そして、左手に見える展示物が胸を鋭くえぐる。それは、父と母を一度に失った一人の少女の手紙だ。10年あまりが過ぎた後、少女は父親に手紙を書く。「お父さん、会いたい、本当に。いつも、いつも。お父さんと一緒に完全な家族で過ごした幸せな時間は、たった9年7ヵ月だったね。時にお父さんの存在が感じられることもあるけど、すぐに消えてしまうの…」。少女のこの手紙は、家族を引き離した者たちの残忍さ、無慈悲さを物語っている。



ところで、筆者が好きで以前から歌ってきた歌がある。『インターナショナル(Internationale)』である。この歌を聴くと、民衆の痛みが理解できる。「恥辱を被った者たちよ、立ち上がれ。飢えた者たちよ、立ち上がれ。高貴な者たちよ、永遠に高く立ち上がれ。古き習慣と価値を捨てよ。我らは意識の高い民衆。最後の戦いのため、集まって戦おう」。


この歌は、一度聴くと忘れることができない。インドネシア語で歌う時も、歌詞の深い意味が感じられるのだ。


充実した夏休みを過ごしたいなら、韓国史における重要な事件に関する意識を高めることができる、今回の展示をぜひ観覧して欲しい。ここで自ら感じたことを伝え、誰も他の人を傷つけない、そんな世界を作ろう。今日は私の世紀である。私たちは、私たちの安寧のために、戦わなければならない。

 



文:カムダモバ・ニジナ(Khamdamova Nigina)、ACC記者団

デザイン:キム・アジン、ACC記者団




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