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ACCブランチコンサート十三番目のストーリー『秋のジャズ散策』

작성
2019-10-29

조회   2255


ACCブランチコンサート十三番目のストーリー

ジャズのディーヴァ—MALO×ハーモニカのプロ、チョン・ジェドク『秋のジャズ散策』


ジャズ音楽が頭をすっきりさせ、集中力を高めてくれるということを、ご存知ですか。ジャズはダイナミックでリズミカルなパターンをもっているため、人間の脳はジャズを聴くと、その即興演奏を模倣し、神経細胞を刺激するのだそうです。集中力と思考力を高めてくれるこのようなジャズの効果は、今ではかなり広く知られているそうです。私は大学生になってから、いつもジャズ音楽を聴くようになり、ストレスが解消されるようになりました。ジャズやクラシック音楽を聴いていると、インスピレーションを得ることができ、レポートを書いたり、勉強したりするときに、集中力が高まることを実感します。



ACC学生記者になってからは、ACCブランチコンサートで有名なミュージシャンや歌手、伝統芸能の歌い手など、様々な舞台を楽しむことができました。その舞台の聴衆になる度に、音楽の一部になるような、新しい経験と興奮を味わうことができたのです。

落ち葉が目立ち、キャンパスの学生たちが忙しくなる秋になると、自然は長い冬眠を準備します。この秋こそ、ジャズを楽しむのにもってこいの季節です。国立アジア文化殿堂(ACC)が毎月開催するブランチコンサート。今回の9月のコンサートは、芸術劇場・劇場2で25日午前11時から12時30分まで開催されました。




MALO(Malo)は韓国ジャズボーカルの頂点に君臨し、最もアーティスティックで韓国らしい音楽を表現することのできるボーカルという評価を得ています。さらに、チョン・ジェドクはジャズ、ヒュージョン、ラテン、ソウル、ポップなど様々なジャンルを自在に演奏するハーモニカ奏者です。MALOはパワーと繊細さを兼ね備えた、韓国最高のジャズボーカルです。最もアーティスティックで韓国らしい音楽を表現することのできるボーカルという評価を得ているMALOは、韓国においてジャズボーカルの地位を、単なる歌手から「声の奏者」へと高めた立役者です。自ら望む声を完璧に再現することのできる彼女は、いかなる音楽の制約をも軽々しく乗り越える自由の境地に達しています。チョン・ジェドクは小さいハーモニカ一つで大衆音楽界のスターとなった、立志伝中の人です。チョン・ジェドクは、ハーモニカを単なる周辺の楽器から、主流のソロ楽器にまで引き上げ、「ハーモニカの再発見」といわれるほど高い評価を得ています。ライブが始まったとき、何より驚いたことは、コンサートホールを埋め尽くした聴衆の数でした。水曜日の昼だったにもかかわらず、ときめく気持ちを抱いて素晴らしいライブを聴くために駆け付けた人々で、会場はいっぱいでした。チョン・ジェドクの「サマータイム」の演奏でライブが始まったとき、私は一つのハーモニカでこれほど感動的に、過ぎ去った夏のひと時を伝えることができることに驚きました。さらに「Chan’s Song, Never Said」、「Englishman in New York」、「Cavatina」、「Dancing Bird」などの曲を、ピアノ、ギター、ダブルベース、ドラムの伴奏と共に、ハーモニカのソロで演奏されました。「Englishman in New York」は、歌詞をすでに暗唱しているほどの曲ですが、ハーモニカの演奏で聴くのははじめてのことだったし、他の楽器とのハーモニーがあまりにも素晴らしく、それはそれは驚きに満ちたライブでした。


MALOは、登場するときから素晴らしい才能と息をのむほどの声音、ボーカルとしての能力をもって私を含む聴衆を一瞬にして虜にしてしまいました。とくに印象深かったのは、ジャズと韓国の音楽と歌を融合させ、それを美しく表現した点です。MALOの歌を聴くことで、1970年代にタイムスリップしてとあるジャズバーにいるような、時間をさかのぼったような不思議な気分を味わうことができました。聴衆は大きな拍手と高い歓声で賛辞を送りました。もう一つ印象的だったのは、奏者たちを励まし、すべての音に感覚を降り注ぎ、そして聴衆が音楽を楽しむことができるよう自分のすべてを打ち込むMALOの姿でした。このときMALOは、「Throw it away」、「Devil May Care」、そして韓国の歌二曲「ツツジ」、「君のところにいく」を歌いました。



その次は、MALOとチョン・ジェドク、二人のミュージシャンがいっしょに舞台に立ちました。チョン・ジェドクはハーモニカを演奏し、MALOは心を込めて歌います。「Caught a Touch of Your Love」、「Quizas, Quizas, Quizas」、「Armando’s Rumba」の三曲の演奏を最後に、印象的で楽しかった今回のブランチコンサートは幕を閉じました。公演後は美味しいサンドイッチとコーヒー又はジュースが無料で提供され、聴衆はライブを聴いた後、ACCでランチを楽しみました。参考までに、ACCブランチコンサートは10月30日と11月27日にも開催されます。ご関心のある方はACCホームページから前もってチケットを予約してください!


文:イマロバ・モキヌール(Imarova Mokhinur)、12期ACC記者団

デザイン:シム・ソラ、12期ACC記者団




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