FAQ
国立アジア文化殿堂(ACC)展示は 民主主義と人権の揺籃の地、光州の地域的アイデンティティを根幹に、世界中の人々が共感できる「時代精神」を反映しています。また、創造性、革新性、専門性をもとに、テクノロジーと融合した芸術的な表現媒体を積極的に活用する展示を紹介することで、同時代における美術の限りない可能性を観覧客と共有しています。ACCでは地域-アジア-世界をつなぐ国際展示における主要プラットフォームとして、毎年、国際連携の範囲を広げています。国内・海外を問わず、大衆に共感され楽しめられる展示を引き続き紹介してまいります。
常設展示
複合展示1・2館の常設展示では、アジア文化を広めるため、「アジア」の思想と文化の展示企画を通じて、アートとテクノロジーを融合させた新しい創作・制作コンテンツが鑑賞できます。アジア文化の価値についての同時代的考察と解釈を通じて、アナログとデジタルによる審美的な共感に基づくミュゼオグラフィーの拡張可能性を可視化し、ACCがアジア文化の発信地となれるよう取り組んでいます。
アジア文化博物館の常設展示は、「近・現代のアジア人が作ってきたアジアのアイデンティティと経験の証言」をテーマに、アーカイブ中心の常設展示と閲覧型展示資料の常設展示『ACCex』、新技術を取り入れた融・複合コンテンツ『360°サークル・イン・アジア』などで構成されています。
企画展示
ACCの企画展示は、大きく5つの展示プロジェクトで構成されます。
1) ACC企画展示フォーカス、2) ACC企画展示コンテクスト、3) ACC 企画展示不プリズム、4) ACC屋外展示、5) アジア文化博物館企画展示です。
- 1) ACC企画展示フォーカス(FOCUS)
- アジアを始めとする世界各国が直面している同時代のテーマを発掘し、ジャンルの境界を実験する様々なメディアで構成された同時代の視覚芸術展示です。
- 2) ACC企画展示コンテクスト(CONTEXT)
- アジアにおける同時代の文化・芸術に関する研究を展示コンテンツとして開発し紹介する同時代の視覚芸術展示です。
- 3) ACC企画展示プリズム(PRISM)
- 国内外、特にアジアの作家及び機関との交流を深め、多角度からアジアを理解する視覚芸術展示です。
- 4) ACC屋外展示
- ACCの夜間文化活性化政策の一環として、殿堂内の屋外スペースで繰り広げられる、観客に寄り添う展示です。
- 5) アジア文化博物館 企画展示
- アジア文化博物館の企画展示室で、アジア文化博物館の所蔵品とその研究結果、アーカイブを中心に企画される展示です。
ACCレジデンシー結果展示
ACC_R結果展示では毎年、新しいテーマと分野を紹介しており、参加者の展示・公演などの成果を対外に発表しています。
ラボプロジェクト展示
ラボプロジェクトは、文化的変化とデジタル新技術に合わせて未来型コンテンツを開発する「新技術基盤コンテンツラボ」、時代的・ジャンル的境界を取り払って映画における融合・複合の拡張性を探究する「実験映画ラボ」、殿堂の空間と施設を活用する視聴覚コンテンツを制作し、公共芸術としての可能性を探る「メディアアートラボ」で運営されています。ラボプロジェクトによる奥深い研究と実験の成果は毎年、「アクト(ACT)フェスティバル」と「ACC国際悪い映画祭」を通じて観客にされています。
特別展示
オンライン展示
VR展示、展示に係わる動画、展示解説、インタービュー、講座および学術討論などをオンラインで楽しめます。
代館展示
代館展示をご希望の個人や団体の方は、ACC企画運営課にてお問い合わせください。