『2019 ACCワールドミュージックフェスティバル』#3
- 작성
- 2019-10-01
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『2019 ACCワールドミュージックフェスティバル#3』
どうしても知りたいので、この文章の内容と関連する質問を一つしたいと思います。毎日、あるいは毎時間、もしくは暇さえあれば必ずやる、自分とは切り離すことができないもの、そのようなものを皆さんは持っていらっしゃいますか?
もし、そうだと答える方がいらっしゃるなら、そんな方とは「ハイタッチ!」ですね。
私がいつも楽しみ、心惹かれ、もう少し大袈裟に言うと私とは切り離すことのできないことがあります。私が心を捧げ、それ抜きの人生は想像すらできない、そのようなもの。頭にくることがあっても私をなだめてくれ、私自身を理解する手助けをしてくれ、将来を夢見させてくれて、涙を流す夜にはその涙をぬぐってくれる存在。それは音楽です。私の人生の一部であり、私自身が音楽です。眠りから覚めたとき、シャワーを浴びるとき、食事や勉強をするとき、歩くとき、感じて泣いて眠るすべての時において、いつも自分と一緒にいてくれる唯一の存在です。この文章を書いている今も、一番好きな曲、Anni B Sweetの「Capturing Images」を聴いています。
私はライブ音楽の熱烈なファンです。韓国で開かれるライブには必ず参加するようにしています。最近では、アジア文化殿堂(ACC)の『ACCワールドミュージックフェスティバル』10周年イベントに参加できるという貴重な機会を得ました。驚きに満ちた、嬉しいイベントでした。今回のイベントで私が感じたことを説明するのに、おそらくどのような表現を駆使しても語りきれないことでしょう。私にできたことといえば、その場に立って、手が痛くなるほど夢中になって拍手を送ることだけでした。『ACCワールドミュージックフェスティバル』についてご存知でない方のために少し説明しますと、今年で10周年を迎えたイベントで、様々な国の様々な音楽を紹介し、市民がライブを楽しむことができる機会を提供するためのものです。今年の『ACCワールドミュージックフェスティバル』には、9カ国からさまざまなミュージシャンたちが参加しました。ワールドミュージックは、それぞれの国の民族音楽をベースとした音楽で、クラシック、ジャズ、ロックなど多様なジャンルの音楽が混在し構成されます。それぞれの国の「文化」と「生活様式」を網羅する音楽です。
すべてのバンドの演奏に、私は出来るだけ最前列に座って音楽に浸っていました。ある公演では思わず踊りだしてしまいました。終わってからふと恥ずかしくなってしまいましたが。特に驚いたのはまわりの聴衆でした。様々な年齢層の聴衆が音楽を楽しむ光景は、私に大きな喜びを与えてくれました。家族と一緒に座っている子供たちとダンスをする聴衆の顔は、幸せに満ち、とても美しく活気にあふれていました。音楽を聴きながら家族連れが座っている姿を見ていると、私の幼い頃、姉妹たちとダンスをした記憶、その光景を見て拍手をしながら私の額にキスし、ほほえましく見守ってくれていたた両親の幸せそうな笑顔が思い浮かびました。
今回のフェスティバルは、すべての面において楽しいものでした。『2020
ACCワールドミュージックフェスティバル』も今から楽しみです。音楽さえあれば、まるで雲の上を歩いているような気分になります。皆さんも、至高の喜びを与えてくれる何かを探してみてはいかがですか。
ACCで一緒に楽しみましょう!素敵な時間になること、間違いないですから。
文:カムダモヴァ・ニジナ(Khamdamova Nigina)、12期ACC記者団
デザイン:キム・ジナ、12期ACC記者団